「脳トレ」で高齢者事故防止=出張講座、「ゲーム感覚」好評−愛知県警(時事通信)

 高齢ドライバーによる交通死亡事故を防ぐため、愛知県警が2月から実施している「脳トレ講座」が評判だ。危険予測能力を高め、事故抑止につなげるのが狙いだが、「ゲーム感覚」が好評で、他県警からも問い合わせが相次いでいる。
 脳トレ講座は、運転に関するクイズなどで脳を活性化する「事前トレーニング」と、運転時の注意点などを討論する「危険予測脳トレーニング」で構成される。
 事前トレーニングでは、受講者がスクリーンに映し出された複数の道路標識の中から、指定された標識を見つけ出すゲームをしたり、車の前に歩行者や動物が飛び出してくるアニメーションを見た後、「最初に飛び出したのは誰か」を当てるクイズに答えたりする。
 ゲームやクイズで頭の体操を終えたら危険予測脳トレーニングに進む。実際の交通死亡事故の写真を見ながら、その現場で運転する際、どこが危険な場所か、何を注意すべきかなどを討論。関心を持ってもらうため、受講者が住む地域で起きた高齢者の事故写真を使用しているという。
 各警察署員らが老人会などに出張して講座を開き、年間1万2000人余の受講を目指している。口コミなどで評判が広がり、これまでに北海道警や警視庁、群馬、富山、滋賀、兵庫、長崎の各県警などから問い合わせがあったという。 

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